top of page
machi-nami.com
街波通信社 copy & printshop まちなみ
〒283-0802 東金市東金1135
TEL.0475-86-7772
ルウとポノポノ
ルウは、モグさんのいえにやってきました。
モグさんは、あまりげんきがありません。
てと、あしと、こしがとてもいたいのです。
つえをついて、ゆっくりゆっくりあるきます。
「どっこいしょ」とたちあがり、「あいたたた…」といいながら、ゆかにおちたものをひろいます。
モグさんは、すてきなおにわをもっています。
たくさんのはながさいていて、いつもいいにおいがしています。
ルウは、モグさんのおにわがだいすき。
でも、モグさんとおしゃべりするのは、ちょっとこわい。
だからルウは、いつもそとからそっと、おにわをのぞいているのです。
モグさんのいえに、ときどきくまのおいしゃさんがやってきます。
モグさんは、くまのおいしゃさんのところまで、でかけることができないのです。
(本文より抜粋)
地域の医療問題を絵本を使ってわかりやすく問いかけた「くませんせいのSOS」。その続編が「ルウとポノポノ」である。今回もNPO法人地域医療を育てる会 理事長 藤本晴枝氏が、絵も文章も全て手掛けている。
前回に変わって、主人公のひとりはウサギの少年だ。柔らかさを増した色鉛筆のタッチで固くなりがちなテーマを、優しく表現している。
左の動画は、前作「くませんせいのSOS」を使った中学校での道徳の授業での感想や意見のスライドショーである。今作もまた、各学校や公共団体での教材として多数利用されている。
bottom of page